PSY事件簿
―― 占星術が、正しい場合もある ――

朝日新聞より
 2000年7月14日、「月の引力 地震誘発?」という大きな見出しが朝日新聞の社会面を飾った。伊豆諸島の三宅島が噴火を続けているが、山頂直下の地震は、満潮時になると活発化することが気象庁のデータでわかった。専門家の多くは、月の引力が関係しているとみている。


―― 分析1 ――
 なんでもないことのようだが、いままで地震学者や気象学者は、惑星の引力が地震に影響をおよぼすということについて懐疑的であった。この記事は、データの蓄積を学者がありのままに受け入れたという点で、画期的なものである。


―― 分析2 ――
 自分のことで恐縮だが、ぼくは昨年から人前で話す機会があるたびに、「1999年のグランドクロスは天文学的な裏付けがないのでたいしたことはないと思うが、2000年の5月ころは地震や火山噴火があるかもしれない」といってきた。これはでたらめな予測ではなく、天文学と占星術の分野で多くの専門家が、同じ主張をしているのだ。それぞれの代表的な意見をごらんいただこう。

◆NASAのモーリス・シャトラン博士――
星図  2000年5月5日、太陽を中心にして水星、金星、火星、木星、土星の五つの惑星が一方向に集中し、反対側に地球と冥王星がくる。その五日後の5月10日に、地球を中心にして太陽、水星、金星、火星、木星、土星の六惑星が一方向に集中する。わずか五日の間に、二度の惑星直列が起こるのはたいへん珍しい現象で、ポールシフトや火山噴火、地震といった災害が起こっても不思議はない。

◆占星術の流智明さん――
 ノストラダムスは、おうし座の20度に太陽が入ったときに大地震が起きるといっているが、おうし座の20度に太陽が入ったときに、他の惑星が危険な角度を作る日時を計算すると、これは2000年の5月12日ころと解釈できる。だからこのあたりで地震や火山噴火が起こる可能性がある。

 二人の発言は、いまから10年以上むかしにされたものである。今年の5月以後の地震と火山活動の活発化をふりかえってみると、10年前の二人の予測はぴったりとあたっている。1999年グランドクロスの大はずれで、占星術はすっかり信用を失ってしまったかにみえるが、未来予測があたる場合も確かにあるのだ。